徒然日記

-社壊人の物語-
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説得力 = 内容 * イメージ
大学に入学した2000年の春、
桜の舞い散るキャンパスではサークルの勧誘が活発に行われていた。

当然、きょろきょろしながら歩く私も、
いくつかのサークルに声をかけられる。

そのひとつが、こんな風に声をかけてきた。

お兄さん : ねぇ、人生とは何かとか、考えたことある?

ちょうどそのころ、
大学の進路を決める際に、さまざまなことを考え、
悩んだ時期でもあったため、その言葉は見事に私をそこに引き留めた。

浩康 : えぇ、ありますよ。

お兄さん : お、ちょっと聞かせてよ。


今思えば、そんなものはさっさとスルーしていけばよかったのに。
キャンパスの異様な熱気、エネルギー、何もかもが新鮮だったから、
付き合ってみようと思ったのかもしれない。

所定のブースに連れて行かれ、
とりあえず彼らの話を聞いてみた。

どうやらそこは仏教のサークルで、
私を救ってくださるつもりらしい。

お兄さんA : なんで生きてるの?
お兄さんB : なんで恋愛するの?どうせ死ぬんだよ?

浩康 : それは、〜〜〜〜〜だと思っています。

お兄さんC : でも、親鸞上人はこうおっしゃっているよ。それはね、

浩康 : でも僕はそうは思いません。

お姉さんA : ねぇ、親鸞上人は19年もずっと考え続けた上にそういう結論を出したんだよ?君みたいにちょっと考えただけの哲学少年の言葉と、どっちが正しいのかな?


・・・その後も話が続き、入会させられるような流れになったので、
その場はうまくやり過ごして逃げるように関係を絶った。

その時の彼らとのやり取りは、非常に悔しくて、
しばらくずっと脳に刻まれていた。


それから5年経った今も、こうして思い出すことがある。

そして5年経った今、思う事は、
例え、内容がなんであれ、その人のバックグラウンド、
つまりその人の実績、またはそれに付随するイメージが、
説得力に力を加えるということ。

悔しいが、19年考え続けた偉い坊さんと、
18年しか生きてない少年の言葉じゃ、
彼らにとっては比較にならなかった。


例えば、
恋愛をしたことのない奴が、
恋愛についてアドバイスをしたところで、
誰がそれに耳を貸すだろう。

努力してこなかった奴が、
必ずビッグになってやると言ったところで、
誰がそれを応援するだろう。


上手く話すと言うことは、
大切なことだと思っている。

しかしやはり、
自分がそれを語るに足るだけの人物であると、
相手に認めさせることも、
非常に重要なファクターなのだ。


悔しいが、そういうものらしい。


時々、あの18歳の春へ、
戻ってみたいと考えることがある。
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